2018年7月 鳳凰三山縦走 - 1日目

夜叉神峠から鳳凰三山、早川尾根から北沢峠まで、2泊3日の縦走。 7月13日(金)に有休を取り海の日を含めて4連休にする。行程には余裕があるので 4日目は帰宅後の休養日にする予定。 去年9月に甲斐駒と続いて縦走する計画だったが、台風のために北沢峠までとなった。 今回はその残りのコースを逆向きに縦走した。3日間とも天気よく眺望は最高だった。

12日(木)23:03京都発の夜行バスで甲府へ。混雑を避けるため平日出発にしたのはよいが、 平日ダイヤのため甲府駅発は9時過ぎになってしまった。 初日のコースタイムは5:30なのでよかったが。

信玄公

信玄公

7時前に甲府駅についていたが、登山者が列を作っていることに気付かずに、 危うく座れないところだった。夜叉神峠までも1時間以上あるので座れないのはつらい。 幸い、登山者が多かったためバスは2台となり座ることができた。 去年の2回の山行でも増便していたことを思い出す。山梨交通は融通が利くようだ。

夜叉神峠登山口

夜叉神峠登山口

夜叉神峠登山口からゆっくり登り始める。40代男女の2人パーティと、30代ソロ男性と、 ほぼ同時に夜叉神峠小屋に着く。全員ほぼ同じルートで同じ日程と聞いたが、 ソロ男性の姿はその後見ていない。私よりも体重がありそうだし、小屋で煙草を吸っていた。 体調悪化などでそこから下山したのだろう。ちなみに小屋は営業していなかった。

夜叉神峠

この日、白根三山は雲の中

小休止後、南御室小屋までの長い尾根を登り始める。同じような登りが延々と続き、 テレポートのトラップを彷彿させる。コースタイムを勘違いしていたが、 結果的に割と速いペースで登れ、南御室小屋に着く。 冷たい水が潤沢にあるよい山小屋だった。 テントを張り、テントの前でビールを飲む。350mlで600円。

南御室小屋

南御室小屋

テント

この日のねぐら

17時に炊事を始める。とはいえ、まずは30分の吸水のみ。 急いで食べても寝る時間まで暇なので、手際悪く作る。 到着がもっと遅い時間ならば、テントを張り始める前に吸水を始めるべきだろう。 夕飯は白米とレトルトの鰯のかば焼き。やはり無洗米は水を大目にすると失敗がないようだ。

夜行バスの寝不足もあったようで、20時頃に周囲が静かになるとすぐに眠った。 深夜目を覚ますと星空が見えた。 テント場の周囲は山なので、星座はカシオペアしか認識できなかったが、 天の川が見えた。最後に見たのはいつだっただろうか。